石原篤さん

今回は、人と出会い、情報が集まり、全てが繋がり、新しい時代を生み出すお役割がある石原篤さんをご紹介します。

学生時代から「人体」に興味を持ち、「体」を扱うお仕事をされている石原さんが切り開くのは、きっと“新たな時代の医療”として定着するものでしょう。

それは“治す”よりも“元還る”と表現した方が適しているかもしれません。

表面上の情報や対処だけに振り回されず、本質を突き詰めていく石原さんが生み出すものは、宇宙の法則を活用した無理のない“本質的なケア”に繋がります。

極限まで小さな世界で「人体」を見た時、とてつもない広い範囲で「宇宙」を見た時と同じような、無数のものが関わり合って構成された神秘の世界を目の当たりにします。

日本人は全てのものに神を感じる習慣がありますが、きっと、全てのものが宇宙に通じている。石原さんの生き方や施術を見ていると、そんな途方もないロマンへと意識が繋がっていく気がします。

では、今回は先人が残した叡智を、次の新たな時代へと繋ぐ、石原篤さんをご紹介します。

石原篤さんの活動

現在、石原篤さんが行っている活動は2つ。

1つ目は、東京都台東区で完全オーダーメイドの接骨院を運営
2つ目は、発酵自然食品のオンラインショップを運営

どちらも「健康」「体のケア」に通じています。石原さんの活動の土台には「操体法」の考え方があります。

操体法とは・・・

仙台の医師だった故・橋本敬三さんが 高橋迪雄さんの正體術など民間の健康法・療術をみずから実践し、肉体の変化が進む過程で何が起きているかをつかんだ結果生まれたもの。
そこから多くのお弟子さんによって、4つの自己責任の活動(食・息・想・動)に焦点をあてて整える考え方が普及しています。

操体法

「操体法」の考え方が土台となり、そこに様々なエッセンスを加えて行く事で、現在の石原さんに繋がります。

いしはら接骨院

いしはら接骨院

「いしはら接骨院」は、歩行困難な坐骨神経痛が和らぎ早期に仕事復帰された方や、脊柱管狭窄症の痛みで100mさえも歩けなかった方が楽に歩けるようになるなど、たくさんの喜びの声に溢れています。

一体、どんな施術をされているのかと言うと、以下の3ステップ。

  1. 症状の本質的な原因を見つける
  2. 関節・筋肉の特性を活かした「痛くない施術」
  3. 症状を再発させない習慣作り

3ステップ

根本

「氣」の様なものを活用して体をヒーリングする方法もありますが、石原さんが行っている施術は理論や理屈で溢れています

その根幹は、石原さんが師匠と仰いでいる方に起因します。

石原さん

アメリカNASAで高エネルギーの研究に携わった日本人物理学者であり、そこから医学の道を志した現在の師。

師からは小手先のテクニックではなく、患者さんお一人お一人に必要な施術を組み立て行使するには痛みだけに目を向けず心の深層問題や生活環境、社会との関わりなど患者さんを取り巻く事象すべてを観察できる目を持つ事の重要性を教わりました。

プロとして要求に答えるためには医学的な知識のみならず、物理学や心理学など幅広く深い知識や人間力が必要と教わっています。非常にハードルが高い事ですが、必死に喰らいついて勉強した事が血肉となっているように感じています。

決して現代医学を否定するわけではありませんが、現代医学を現代医学だけで考えていても可能性は広がりません。

アメリカの実業家であるジェームス・W・ヤングは「アイデアとは既存の要素の新しい組合せ以外の何ものでもない」と語っています。革命的な商品となったiPhoneも、実は既存の物を組み合わせて誕生しました。

「現代医学」に、「伝統医学」や「物理学」を掛け合わせる事によって、より幅広い施術や医療を行うことが可能になります。

iPhone

アイシングを全面的に否定する意見もありますが、石原さんの経験によると必要な個所に必要な時間アイシングをする事は一定の効果があるそうです。一方向からの立場では無くて、全てを受け入れ、体験する石原さんのスタンスは、自ずと本質的に必要なものだけが残っていくのでしょう。

だからこそ、石原さんの接骨院に通う患者様からは喜びの声が溢れています。

お客様の声

発酵食品のオンラインショップ「いしはらファーム」

石原さんが運営するオンラインショップでは、体を創る「食」に焦点を当て、ご自身が感動した発酵自然食品を販売されています。

いしはらファーム

石原さん

普段、施術者として患者さんと向き合っている中で、骨格や筋肉だけの問題だけではない事に気付きました。生活習慣をヒアリングすると食生活にも問題を抱えてらっしゃる方が多く、その影響で症状の回復が遅いと思われる方が少なからずいらっしゃいます。

その為、食について勉強し始めたところ、生産者の方々とご縁を頂くようになりました。生産者の皆さんは誇りをもって良いものを作ってらっしゃいます。

その中でも、ある醤油蔵を訪れた時の「醤油は長いと3年も熟成させるから、全然儲からないんだよね。」と言いながらも、どこか誇らしげな生産者さんの笑顔が忘れられず…。

生産者の方々の想いのこもった商品を患者様にも食べて頂き、健康になってもらいたいという思いが募り、私の地元、群馬県を中心に蔵や農家を直接訪れ、商品を厳選したオンラインショップをオープンさせて頂きました。

石原さんは、発酵自然食品を販売しているだけではなく、ご自身で畑を借りて生産もされています。※ご自身で生産しているものは販売していません。

接骨院は東京、畑と自宅は群馬。

地図

畑を借りるまでは東京で生活をされていたそうですが、なぜ、わざわざ不便な生活を選択したのか・・・。しかも東京で購入したマンションを売りに出してまで移住したそうです。

実は、石原さんが「食」に意識を向けるようになったのは、患者様の体作りだけが理由ではありませんでした。義理のお姉さんがジャンクフードを多量に摂取するようになり、癌になって亡くなった、という体験をされたそうです。

「ジャンクフードが悪」という訳ではありませんし、そこに因果関係がある事は証明されていません。しかし、ジャンクフードは自然から遠い食べ物であり、それを過剰に摂取してしまうと、体が何らかの反応をしてしまうのは当然の事とも言えます。

「食」と「体」が関係している事を目の当たりにした石原さんは、この体験をきっかけに「食」の道へ。マンションを売却した事で、逆にローンの苦しみから解放され、心が豊かになったそうです。

そして、醤油や味噌作りをしている蔵を見学する内にオンラインショップを開く訳ですから、追求するとキリがない石原さんの人物像がよく分かると思います。

そんな本質を追求する石原さんが、なぜ「人体」に興味を持ち、本質が溢れた今の活動に至るのか…そのストーリーを少しだけご紹介します。



石原篤さんの過去

石原さんの過去をご紹介する上でポイントとなるのは以下の3点。

  1. 学生時代のケガ
  2. おばあちゃんとのお別れ
  3. 保険での施術を辞める

1つ1つの体験をご紹介しますが、石原さんは一般的にはネガティブなイメージを抱くような出来事でも、自然とポジティブな方向に捉えてエネルギーに変えています。

ネガティブに思えるような体験は、確かに心が重たくなる事が多いですよね。でも、ネガティブに思えるような体験は、実は人生の軌道を修正する為の気付きだったり、次のステージヘ行く為のバネの様なもの。

僕たちは、常に「比較」によって物事を認識するので、マイナスに思えるような体験がないと「幸せ」や「嬉しい気持ち」が分かりません

白があって赤が分かる、みたいな。

赤

石原さんは自然体で全ての出来事をフラットに見て、好転的に変えていくエネルギーを持っています。何十年もかかって、そういう考え方を会得する人も多い中、石原さんは自然と身に付けているような印象を受けました。

そんな石原さんのお話を聞くと、先祖の徳のようなものを強く感じました。もちろん、ご自身での努力の賜物でもあるのですが、この大きな変化の時代に、新たな扉を開ける役割を子孫の石原篤さんに託した…そんな気がします。

不思議ですが、同じような思いを池田さんも感じ取ったよう。

池田良平さんが
石原さんのエネルギーを感じて
作成したイラスト ↓

池田さんのイラストに関して

このページは「200人の物語を紡ぐチャレンジ」に基づいて制作しています。
このチャレンジは、それぞれの方の物語を「文章」と「絵」で表現するもの。お一人お一人に1時間半~2時間ほどインタビューを行い、「人生」という「物語」を1つのページにギュッと凝縮しています。

イラストに関する池田さんのコメントは以下。

池田さん

石原さんが患者さんにハンドパワーのようなエネルギーを送りその方自身や家族、その方を取り巻く社会が幸せになるイメージです。石原さんの後ろにはご先祖様が見守ってくれています。石原さんのおばあさんも見守ってくれています。

池田さんとは特に打ち合わせとかしていないのですが、感じ取るものが同じ事がほとんど…ちょっと怖いくらい。

①学生時代のケガ

学生時代学生時代(左から4番目)

石原さんは学生時代に柔道をしていました。柔道では投げ技や寝技をする為、学生時代から自然と人の体に興味を持っていたそう。柔道の推薦によって高校が決まる程、大きな活躍をされていたそうです。

しかし、活躍の幅が広くなって来たところで肘を脱臼。その後も腰を痛めるなどケガが続きました。

石原さん

柔道によって行く高校が決まって・・・でも、そんな中で肘を脱臼。治して復帰したんですが、今思えば“治したつもり”でした。本質的には全然治ってなかったんです。

そのせいで高校時代は技をかけるのが非常に怖かった思い出があります。また、重量級の選手が多い学校で、自然と体の大きな選手と組む事が多くなり、常に腰に痛みがありました。

学生時代はケガに苦しめられましたが、その頃に通っていた接骨院の先生に憧れて今の道に繋がっています。

石原さんのお話を伺っていると、人の体に興味を持った事も、ケガをして満足に組み合うことが出来なかったのも、全てが「気付きの体験」であり「今」に繋がる出来事だと思わされます。

②おばあちゃんとのお別れ

祖父母

石原さん

学生時代のケガがきっかけで接骨師を志しましたが、専門学校在学中、国家試験の目前に優しかった祖母が入院をきっかけに、そのまま寝たきりとなり亡くなってしまいました。

元々病弱で、薬を飲んでいるイメージが強かった祖母ですが、祖母が亡くなった事を機に、痛みに対してアプローチをするだけではなく、

  • 人生の最後まで自立して生活する為にはどうすれば良いのか
  • 病院にかからずに元気に生きるにはどうすれば良いのか
  • 根本的に健康で生きるにはどうすれば良いのか

という事を考え始めました。

その結果、操体法や物理学からのアプローチなど、様々な情報をかき集めて、そもそも病院に行くことなく済むような健康法を提供しています。

近しい人の死は誰にとっても悲しい出来事ですが、それをきっかけにして“治療”に頼り過ぎない体作りを志すようになりました。

この宇宙は果てしない広がりを続けている為、ついつい僕たちの想像もつかないような別世界をイメージしてしまいます。

しかし、赤いリンゴが木から落ちると地球の中心に向かって進むように、「AをしたらBになる」という誰でも分かるような法則によって宇宙は運営されています。

ニュートン

それは、時には前世とか先祖とか、そういう影響を受ける事もあるのかもしれません。だから、気付く事が難しい場合も多いのだろうけど、やっぱり行きつく先は非常にシンプルな法則。

人間の心と違って、案外、体はその法則に素直に従っています。素直だからこそ、何かの影響を受けて生じた不調和なものが、結果として病気などの不調和の現象として表面化します。

おばあちゃんとのお別れは、石原さんにとってそんなシンプルな法則を思い起こさせる出来事だったのかもしれません。健康で生きる事は、実は簡単な事なのに、とっても難しい。

難しくさせているのは、人間の心や固定観念、意識です。

石原さんの体への施術は、日常では感じる事が難しい「気付き」を与えてくれるのでしょう。法則に従う体が本来の状態を思い出す。その結果として、病院でも治療が難しい症状が緩和するという「奇跡」のような出来事が「いしはら接骨院」で起こっている訳です。

③保険での施術を辞める

体にまつわる事業は「健康保険」が密接に関わります。利用者としては、支払う金額が目に見えて減少するので大変有難い制度

しかし、その有難さの反面、保険が支払われる為のルールに支配されてしまいます

現状、社会や国は未だに物質的豊かさに目を奪われ、対処的で表面的な結果を追求しています。その為、石原さんが行っているような本質を追求した施術には理解が及んでいないのが現実です。

石原さん

患者様の経済事情などを考えると、安く施術できた方が当然良いと思います。しかし、保険はケガに対する施術のみにしか適用されない、などの縛りが多くあります。

また、保険を適用した場合、施術側としてはより多くの患者様の施術をしなければ経済的にやっていく事が出来ません。その結果、ベルコンベアの様に患者様の施術をしている自分が居ました

自分がケガをした事で接骨師を志し、自分の患者さんには同じ思いをしてほしくない!!と強い思いを抱いていました。しかし、一人一人の患者様に丁寧に施術することが出来ないと、結果的に自分と同じ思いをさせてしまうのではないか、という懸念がありました。

石原さんの接骨院では、保険が適用されないため自己負担の金額は確かに多くはなるのですが、手術しか方法が無いと言われていた患者様が数回の施術で痛みが解消したり、10年苦しんだ腰痛が解消するなど、結果的にはお値段以上の結果を得られている患者様がたくさんいらっしゃいます。

トータルで考えると、お安く済んだ、という事も多々あると思います。

いしはら接骨院の料金表

経絡調整30分+手技治療30分コース:5,000円
経絡の調整(30分)+手技治療(30分)のコース。
イオンコルンという金属粒を使用するか選べるのでハリが苦手な方でも安心。お体のバランスを整えたい方やメンテナンスにオススメのコースです。

じっくり手技60分コース:7,500円
じっくりと手技に60分かけて、体本来の機能を取り戻して痛みを解決に導くための治療を行います。痛みの強い方、お忙しくてなかなか通院できない方などにオススメのコースです。

手技治療30分:3,500円
手技治療30分のコースです。

経絡治療30分+手技60分:9,000円
経絡治療30分と手技60分のコース。
※自費治療の場合、初回は初診検査に上記施術の時間以外に30分お時間おいただき、しっかりとお体の状態を把握したうえで施術を開始していきます。

初診料:3,000円
※交通事故対応なども行っています。

石原さん

保険の適用を辞めたのは「自分の技術を満足に提供したい」という思いが強くありました。ケガで苦しんだ自分の体験から、患者様には同じ想いはして欲しくない。その為には、私自身が学び体得した技術を全てご提供させて頂くのが一番良いと考えました。

保険を活用しないという選択肢は、患者様にとっても、石原さんにとっても負の働きを招きそうなイメージが普通です。しかし、いしはら接骨院に通う患者様のお顔を見ると、素晴らしい選択であった事がよく分かります。

お客様

さて、全てをポジティブなエネルギーに変える石原さんが思い描く今後のビジョンはどのようなものなのか、それを最後にご紹介します。

石原篤さんの未来のビジョン

石原さん

以前、会社を経営されている患者様が「首が回らない」とおっしゃって来院されました。施術をしてもなかなか改善はしなかったのですが、会社の整理がついた途端に首が嘘のように良くなってしまったのには驚きました。

「想念」「心」が体に影響を与えている事がよく分かる事例でした。

他にも、日々マイナスな言葉を使っている患者様は治りが遅いですし、患者様がかけて欲しいと思っている言葉をかければ一瞬で治りが早くなる方もいらっしゃいました。

心と体の関係は明らかです。その為、心をケア出来る接骨師になれたら・・・と思い、現在コーチングを学んでいます。
コーチングを学ぼうと思って、まずは自分がコーチングを受けてみたのですが、そこで分かったのは私自身もまだまだ心の在り方が整っていないという事。

その為、まずは自分自身の在り方を整えていきたいと思っています。

「病は気から」という言葉もありますが、目の前で起きる現象は「心の投影である」という事は、既に科学の分野でも明らかにされています。

ピースさんが提唱している理論は「量子論」という科学的な理論でも証明されています。

粒子と波動の二重性

原子や分子などの目に見えないミクロの世界を構成している物質は「粒子」と「波」の2つの動きをすることが分かっています。

粒子の動き:ボールみたいなイメージ、僕らが認識している物体の動き
波の動き:僕らが物体の動きからはイメージしないような波の動き(水の波紋が広がるような動き)
※ちょっと難しいんですが、僕らが想像するような物体の動きだけをする訳ではないってことがご理解いただければOKです。

面白いのが「カメラを付けるか付けないか」で動きが変わります。
カメラを付けると電子は「粒子の動き」をしますが、カメラを付けないと電子は「波の動き」をします。

量子論

世界の固定観念:「目に見えない素粒子と言えど物質的な動きしかしないだろう」
結果:カメラを付けることでその固定観念に合わせた動きを素粒子が行う

つまり、こちらの思いが物体の動きに影響を与えるということ。素粒子はこの世の全てを構成しているため、すべてのことが「思い」によって左右されているということですね。。

心に芽生えた先天的な意識は、言葉となって表現された時にその力を強めます。負の循環は大きな渦を巻き、負の現象を加速的に大きくさせます。

その為、体をバランスの良い状態に整えても、心が不調和な状態であれば、また同じ個所に痛みが出てしまう事は多々あります。だからこそ、心のケアをする事で、より本質的な施術が行えるようになる訳です。

石原さん

今でこそ「医療」は「健康問題の最後の砦」となっていますが、1つの選択肢、1つのツールでしかありません。1つに偏ってしまうと、いずれ大きな歪みが出てしまいます。だからこそ「医療」の助けになる活動が出来たら・・・と思っています。

私が考える「健康」は、心身のバランスが整っている状態。その為には、人間の体を本来の状態に戻す事が大切です。
自然の状態を見ると、何も手を加えない状態こそが最もバランスが良く、繁栄する状態であることが分かります。

でも、人間関係はなかなかそうはいきません。色んな人がいて、時には傷つく経験があるからこそ成長できます。しかし、そこで体験したトラウマをいつまでも引きずってしまうと、大きな不幸現象が起きてしまいます。

その不調和を食・息・想・動を通して整える。そのサポートをするのが私の目標です。

「体」という物凄く素直なツールと向き合い続ける石原さんのお仕事は、宇宙の法則のより中心へと進んで行くでしょう。

全てを糧に、これからも躍進を続ける石原さんのご活躍に目が離せません。