「受け入れる力」と「生み出す力」の天才・松本曹史さんをご紹介。
曹史さんは、長い時間、自分自身を受け入れることが出来ませんでした。しかし、今、ようやく自分を受け入れる事が出来つつあります。
自分を受け入れる事で、初めて分かるもの・・・それは自分自身の「現在地」。そして、自分を受け入れる事は、全てを受け入れる事に繋がります。
その喜びや感動・時には悲しみを、曹史さんは「音楽」で表現をします。
自分が自分を受け入れた物語を。
あなたがあなたを受け入れた物語を。
そして、曹史さんが世界を受け入れた物語を・・・「音」と「言葉」を通して皆に知らせていくのが、曹史さんのお役目。
このページに書かれている内容は、曹史さんが「現在地」を知るまでのストーリー。
そのストーリーに本当に長い時間を要しました。でも、その過程こそが曹史さんが伝えたいこと。そんな曹史さんにとっては宝物であるストーリーと一緒に、曹史さんが制作した楽曲を、どうぞ聞いていってください。
松本曹史さんの現在の活動
曹史さんの現在の活動は大きく分けて2つ。
- YouTubeで音楽活動
- 無農薬農家のお手伝い
「音楽」と「農業」って、全然違う分野のような気がしますが、実はすごく共通点があります。
植物がそのまま(余計なものを入れていない)の状態でスクスク育つのって、実はとてもナチュラルなこと。つまり、すごく自然で当然で全うなこと。これが最も無理がない状態です。
一度、化学肥料や農薬を大量に投棄してしまい「無理がある状態」にしちゃったから、それを戻すのに苦労をしているのが今の時代。
早く育てたいから、全て均一で育てたいから、リスクを軽減したいから・・・みたいな、様々な理由で人間は「化学の力」を利用しています。それは、一見スムーズに見えて、すごく不自然で道理に合わないこと。
その結果、色んな歪みが生じているのは現代の社会で暮らしていたら分かりますよね。
この自然のメカニズムの話で何を伝えたいのかと言うと、「自然の状態」「そのままの状態」って実はすごく調和していて、「人の手が不自然に入ってしまう状態」は不調和が生じている、ということ。
その「調和」「不調和」というのが、すごく分かりやすいのが「音楽」です。
「周波数」が「音」として聞こえるのが「音楽」・・・調和していない音は不協和音として響き、あまり心地いいものとは言えません。
それは「音痴」とはちょっと違って。その人がその人らしい音を出せば、音痴であっても調和はしていると僕は感じます。調和している状態というのは「自然な状態」・・・つまり、「最もその人らしい状態」。

子ども達が自分の存在に価値を見いだす事が出来ないのって、大人に原因があると僕は感じています。大人たちが、もっと自分らしく、好きなように生き、挑戦を楽しんでいたら、子ども達だって「自分自身」と「未来」へ希望を持って生きていけると思います。僕はそんな世の中にしたい。
「音楽」と「農業」に多くの共通点がある事がお分かり頂けたでしょうか?
後で詳しく紹介しますが、曹史さんは流れのまま「音楽」と「農業」という2つの分野に関わっています。
しかし、僕には自然に触れる事で「調和された状態」「最もそれらしい状態」を確認し、それを「音楽」へ反映させる作業をしているように見えます。
では、1つ1つの活動に関して少しだけ掘り下げて紹介します。
①YouTubeで音楽活動
曹史さんの現在の音楽活動はYouTube上で公開されています。
投稿されている動画をざっくりとカテゴリ別で分けると
- 自分で制作した楽曲
- カバー曲
- 童謡を歌う(替え歌あり)
という感じ。その中でも、特に僕が好きな動画は童謡「さっちゃん」の替え歌。
童謡「さっちゃん」の替え歌 ↓
曹史さんがYouTube上で音楽活動をしている最大の理由は、もちろん音楽が好きという理由もあるけれど、人に何かを伝える上で、曹史さんにとって「音楽」が最も伝えやすいから。
このページを作成するにあたって、実際にインタビューをさせて頂きましたが、曹史さんは流暢に言葉をしゃべるタイプの人ではありません。一つ一つの言葉を噛みしめて、その言葉が相応しいのかを確認しながら喋ってくれます。
「音」という波の塊に、「言葉」を当てはめてメッセージを伝えるのは、きっと曹史さんの中で「メッセージを最も伝えやすい方法」なんだろうと思います。
後で詳しくお話しますが、曹史さんは過去の経験から「素直に生きることが出来ない」という苛立ちを抱えて生きてきました。殻に閉じこもり、時には非行に走り、自分の存在に価値など無いと思って生きてきました。
だからこそ、曹史さんは自分自身と同じような思いをして生きる子ども達へ、そして希望を無くした大人達へ伝えたいことがある。それは、「可能性は無限にある」「大人になる事・生きる事は楽しいことなんだ」というメッセージ。
現在、「チャンネル登録者数10万人を目指す」という目標を掲げてYouTubeの活動を展開中。曹史さんが数字にこだわるのは「影響力」を持つため。
なぜ「影響力」を持ちたいのかというと、一人でも多くの人にメッセージを届けたいから。
「メッセージを届ける」というのは、ようやく自分に素直に生きることが出来つつある今、曹史さんが出来る精一杯のことであり、「ナチュラルな状態では無い世界」への情動から起こる活動なのかもしれません。
②無農薬農家のお手伝い
現在、曹史さんは安曇野にあるシェアハウスで生活をしていますが、そこで繋がったご縁から農業に興味を持ちました。
今は無農薬栽培で生産事業をされている方の手伝いをされています。
僕も農業の現場で「農業研修生」として3年働いた後で今の仕事を始めました。「農業」って自然と密接に関わる仕事なので、「宇宙の法則」や「自然の恵み」を体全体で感じることが出来ます。
僕は現在「言葉」を扱う仕事をしていますが、「言葉」って宇宙の法則の最小単位だと言われています。そのため、今考えると、自分が農業に惹かれた理由が良く分かります。
おそらく曹史さんも同じ感じかな、と思います。
自然という一糸乱れぬ調和された環境に自分の身を置くことで、宇宙一切の法則を感じ取り、その波と自分の波を調和させていくことで学ぶこと・感じることがあるのでしょう。
曹史さんは、無農薬農家を手伝うのと同時に、「ばら撒くチャー隊」という活動にも参加しています。
ばら撒くチャー隊は「微生物さんを活性化させるバクチャーを撒いて地球を蘇生させる」という活動をする人達のこと。
加入すると、本来55000円のバクチャーが送料・税込で1111円で毎月届くというサービス。55000円分のバクチャーは18tのお水を綺麗にできる量。※ちなみに人間1人が1ヶ月に使うお水の量が、約6t。
サービス開始からたった2ヶ月で、メンバー1000人を越えました。
「ばら撒くチャー隊」について詳しくはこちら→https://baramaku.ec-cube.shop/
「バクチャー」は徐々に認知度が上がっているのでご存じの方もいらっしゃると思います。次の文明を創造する礎となる、めちゃくちゃ重要なアイテム。
バクチャーとは「Back to the Nature(自然に還る)」を略した造語からとった名称。
ベースとなるのは、日本の火山礫を焼成して作った「黒い粉」で、これを「一定量撒くだけ」で「その場の微生物が活性化」し、微生物の力で水や土壌をキレイにすることでできます。
「一定量」というのは、池であれば、水量1tに対して必要なバクチャーの量はたったの30g。ある程度の水の流れ、動きがある環境であれば、わずかなバクチャーを撒くだけで、短時間で水の透明度が増すだけでなく、半永久的にその効果は持続していきいます。
今後は「一家に一つバクチャーがある」みたいに、当たり前に全員が持つものになると思います。
以上が現在の曹史さんの活動。
全てのことが、起こるべくして起こること。その為、宇宙の法則、調和された自然の世界に身を委ねることが、実は最も近道だったりします。
だからこそ、体を緩めて、心を緩めて、本来の状態に自分自身を戻していくことが大切。
「自然」に触れて、「メッセージ」を伝える曹史さんの活動は、まるで自分の役目を果たすように丁寧に一つ一つを感じるような作業のような感じがします。
そして、曹史さんが宇宙と調和したとき、たくさんの人が求め、集まり、より大きなムーブメントを巻き起こすことになるのでしょう。
今現在、曹史さんは自分をようやく許し、認め始め、本来の自分自身を認識できるようになったところ。今に至るまでの曹史さんのストーリーを、少しだけですがご紹介していきます。
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過去の葛藤
曹史さんの過去を以下の5点に分けて紹介していきます。
- 幼少期~学生
- 高校卒業
- 2度の挫折
- 離婚
- 自分と向き合い始める
気になるワードがある方も多いかもしれませんが、自分自身の経験とリンクをさせながら、どうぞ読み進めて下さい。、
幼少期~学生

今までは「音楽で100%成功出来る」と思いながらも、行動に移せない日々があったりするし、そんな自分を責めてしまっていたし、色んな固定観念に縛られていました。その発端となった経験は幼少期にあったと思います。
曹史さんは男3兄弟の末っ子として育ちました。5歳の頃に父親は海外へ単身赴任、8歳の頃に交通事故で他界してしまいました。
それからは母親が1人で男の子3人の面倒を見る生活。「子育て」と「仕事」で母親に構ってもらう事が出来ず、「親は信用できない」という思いが強くなっていきました。
そんな曹史さんの拠り所は友人・・・自然と「悪友」が増えていきました。

先生に逆らったり、非行をするような友人と一緒にいましたが、今思うと皆、僕と同じように家庭の環境に対して「親から十分な愛情を貰えていない」と不満に感じていました。「非行」はそういう思いの裏返しであり、周囲へのアピールなんだと思います。
でも、僕は他の友人のように悪くなりきれず、中途半端なことをしていました。振り切ってない不良、みたいな感じ。
親に注目してほしくて「悪友」とツルんだけど、非行にも振り切れない自分。きっと当時の曹史さんは「自分自身」を見失い、受け入れることが出来なかったのでしょう。
そして、それを周囲のせいにして、さらには自己嫌悪に陥る・・・という悪循環。無限に続く「負のスパイラル」。形は違えど、多くの方が同じような経験をしてきたのではないでしょうか。
高校卒業

悪くなりきれない中途半端な不良だったけど「ちゃんと卒業したい」という思いはありました。母とはろくに喋っていませんでしたが、卒業に向けての三者面談がきっかけで少しだけ母に対して自己開示をする機会がありました。
当時、曹史さんはガソリンスタンドでバイトをしていました。バイト先の社長から「ジュエリーデザイナーが儲かる」という話を聞かされており、三者面談の際にその思いを先生と母に伝えたそうです。
しかし、三者面談が終わった後の帰宅途中、母親から「本当にジュエリーデザイナーをしようと思っているの?歌好きだったのにやらなくて良いの?」と言われました。

母親からそんなことを言われると思っていなかったので衝撃的でした。昔から歌が好きで、学生時代は嫌な事があったら歌に意識が向いていたことを覚えています。ミュージシャンが夢で、それを公言していた時もありましたが、母からは「あんたなんかに出来るわけないでしょ」言われていました。
だからこそ、母から音楽への道を後押しされるとは思いませんでした。
それは母からのメッセージであるのと同時に、「君はそっちの道だよ」という宇宙全体からのメッセージだったのかもしれません。
池田良平さんが
曹史さんのエネルギーを感じて
作成したイラスト ↓
このページは「200人の物語を紡ぐチャレンジ」に基づいて制作しています。
このチャレンジは、それぞれの方の物語を「文章」と「絵」で表現するもの。お一人お一人に1時間半~2時間ほどインタビューを行い、「人生」という「物語」を1つのページにギュッと凝縮しています。
イラストに関する池田さんのコメントは以下。

松本さんのイラストです。
女性に抱かれながら、歌を歌い、言霊が舞うイメージです。女性は母親なのか、別れた妻なのか、ただ母性を求めてひたすら歌い続ける姿をイメージしました。
母との関係性によって愛される為にたくさんの固定観念が芽生えましたが、人生を決定づけるような選択もまた母の影響によるものでした。
そして、曹史さんは音楽の専門学校へ。
2度の挫折
専門学校へ通い、音楽と本格的に向き合い始めた曹史さんは、そこから何度も挫折の経験をします。

専門学校時代は、バカにしてたような女の子が学校のコンテストで入賞・・・対して自分は何の賞にも引っかかりませんでした。すぐにデビュー出来ると思っていたのに、その自信が折られ、自分を疑い始めました。

もう一つの挫折は祖父の遺産で向かったニューヨークでのこと。3か月間ニューヨークで生活をして本場の音楽に触れようと思いましたが、レベルが違いすぎて、最後の1か月は漫画「ONE PIECE」を読みふけっていました。
音楽で飯を食おうと思う誰もが経験するような挫折かもしれません。
しかし、そんな挫折に挫けず、曹史さんは帰国後「とにかく歌が上手くなりたい」という思いからバイトをしながらボイストレーニングに通いました。
しかし、2年経過しても全く上手くいく兆しはなく・・・自信を失い始めた頃、
- YouTubeを始める
- バンド活動を始める
- 結婚する
という新たな波が起こりました。
離婚
たくさんの葛藤がありながらもバンドは順調に活動を続けていました。

バンドを本気でやっていきたいという思いから、YouTube活動は休止。バンドのサポートも充実して軌道に乗っていたのですが、自分の中に「3年で結果を出せなければ解散」という思いが強くあり、最終的にバンドは解散しました。
楽しかったし、順調だったので、自分の固定観念さえなければ・・・という後悔の念は当時強かったです。でも、今思えばあれ以上続けていても、きっといずれダメになっていたのでしょう。
バンド解散と時期を同じくして離婚も経験。それは曹史さんにとって「後悔なく自分の道を生きる選択」でしたが、決意を全う出来ない不甲斐なさ、産まれてきた子どもに対する申し訳なさから毎晩のように号泣。
バンドが解散したことによって、感情の矛先となる音楽も十分に出来ずに、自分を見失う日々が続きました。
幸い、時給が良いバイトを見つけ、生活することは出来ましたが、全く音楽に触れることが出来ない生活が続き、どんどん精神は不安定に・・・。
そんな時に自分と向き合う時期がやってきます。
自分と向き合い始める
自分自身を見失い、迷子となった時期にピース小堀さんというコーチに出会います。
ピース小堀さんはこちら
そこで分かったのは、自分に対して自信が無い事を隠す為に「たくさんの鎧を着こんで生きていた」ということ。

ピース小堀さんは「才能を見つける天才」なので、僕自身に音楽の才能があるかどうかを知るためにコーチングを受けました。
でも、本質的な問題は「僕の才能が音楽にあるか」ではなくて、「僕が僕自身を信じられていない」ということでした。
弱いところを見せたくなくて、自分を必死に言い聞かせて、自分を信じられていないのに無理やり舵を切っていたことにようやく気付いたんです。
欲しい分の愛情を貰えなかった幼少期。それは「愛される為には〇〇しなければいけない」という固定観念を生みました。
お母さんに背中を押されて進んだ音楽の道では、ことごとく結果を出せませんでした。
バンド解散や離婚の経験をして、「自分が音楽をやることで誰も幸せに出来ていない」という思いを生み出しました。
次第に、曹史さんにとって「音楽」は「楽しいもの」ではなく、「成功したら愛されるもの」「成功したら自分も周囲も幸せに出来るももの」へと変わっていきました。
音楽は「自分は特別な存在だ」と言える最後の砦だったのでしょう。
自分自身を探求していくことで、固定観念が取れていき、本来の自分自身を思い出し始めました。そして、音楽を通して伝えたいメッセージが明確になっていきました。
それは「子ども達の可能性を狭めたくない、全ての人がもっと自分らしく生きる社会へ」。

自分の子どもの成長を見ていくと子どもに「悪い子」はいないということが良く分かります。「良い子」「悪い子」にしてるのは大人。※もっと言うと「良い子」「悪い子」の概念を生んでいるのも大人。
そのままで育つことが最も健全な精神を育みます。その輪が広がっていったら皆幸せなんじゃないか、と思います。
科学技術の進化により、今後、僕たちはより多くの時間を子供と過ごす事が出来るようになります。そのため、僕らの状態が子ども達により強く反映されてしまいます。
子どもを見守る僕たちが、僕たち自身を責めて苦しい状態であれば、子ども達はその「負の螺旋」から抜け出しづらくなってしまう、ということ。
時代の変換期である今、「子どもたちを育てる世代の僕らがどんな状態であるのか」は、ものすごく重要。子供たちは次の時代を創り上げる世代だということを認識する必要があります。

2020年6月、ピース小堀さんのコーチング中に長野のシェアハウスへ引っ越しました。自分にとっては「再スタート」のつもり。生活費を極力下げて、音楽に集中するスタイルへと変更しました。
すると、2週間過ぎた頃に急に顔が腫れて、母親が勧めてくれる食事療法や断食に取り組みました。自分自身、年齢を一つ一つ積み重ね、母親が子供三人を育てる大変さを痛感出来るようになっています。
幼少期は「恨み」「怒り」という感情でしたが、今では「感謝」の思いがとても強いです。
過去に経験した一つ一つの体験を紐解き、「音楽」を通して伝えたいメッセージが明確になった今、曹史さんが見据えている未来は・・・。
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未来への想い

「音楽業界」というのは「活躍する人」と「挫折する人」がハッキリと分かれる業界。そんな業界だからこそ、僕が音楽の世界で影響力を持つことが出来れば「何者にでもなれる」ということを体現できると思います。メッセージに説得力が出ます。
そして、最終的には「言葉」を伝える仕事である講演家としての活動もしていきたいと思っています。子ども達へ向けて「可能性は無限なんだ」ということを伝え続けたいです。
現在、YouTubeは情報発信のメディアとして大流行。
その中で人気を博していくのは難しいイメージがあるかもしれませんが、本物は必ず見出される時代でもあります。その為、曹史さんが多くのファンに支えられるチャンネルを運営することは難しくないと思います。
自分自身を見失い、自分を自分で傷つけてきた曹史さんだからこそ、伝えられるメッセージがある。
その物語を発信し、関わる方々の物語が混ざり合い、宇宙全てへと溶け込み同調していく曹史さんの活動を是非応援してください。
松本曹史さんのチャンネルはこちら。
→https://www.youtube.com/channel/UCMsW32H4CNRFjfmkhMwMsEw
こちらからダウンロードも出来ます。
→https://linkco.re/7R0N42Dt