どうも、清水です。今回は初心者のアフィリエイト実践者がまずもってやるべきことは何なのかをお話します。
率直に申し上げますと、初心者アフィリエイターがまずやるべきことは「アクセスを集める」ということです。アクセスさえ集まれば何でも可能、何やってもOKです。収益化だって出来るし、コミュニティ化も出来ますからね。
そのためにまずどんな作業をしていけば良いのかというと・・・「インプット」と「アウトプット」。「情報を仕入れて情報を発信する」という当たり前すぎる作業のやり方を丁寧に解説する人を僕は見たことがありません。
空気を吸って吐くということがあまりにも当たり前すぎて、それを教える人がいないように、情報発信者にとって「情報の仕入れ」と「情報の発信」は当たり前すぎるんです。
でも、その結果効率の悪いインプット方法を実践したり、全く需要がない方法でアウトプットをする人が続出し、残念な情報発信者が増加しているような印象を受けています。そこで今回は僕が「初心者向け注意喚起」と題して、アフィリエイト初心者がまっさきにやるべきことをお話します。
目次
【初心者向け注意喚起】アフィリエイトを始めて真っ先にやるべきこと
アフィリエイトというビジネスは「商品を紹介することによって販売元(広告主)から紹介料を頂くビジネス」です。個人や企業が直接的に契約する場合もありますが、多くの場合、ASPという仲介業者がいて、広告主とアフィリエイターの橋渡しを行ってくれます。
そのため勘違いしてしまいがちなのが「商品」を中心でビジネスを運営してしまうと言うこと。「商品」中心でアフィリエイトをすると、ASPに登録されている商品の中でどのん商品を扱うのかということが主眼に置かれます。
もちろん需要のない商品を扱うと全く売れない状況を引き起こすので、アフィリエイトにおいて「どんな商品を扱うのか」は重要なポイントになります。
しかし、商品を読者に紹介するには「文章」や「画像」、「動画」などのコンテンツで提供するしか方法がないわけです。つまり「情報を発信する」ということになります。
で、何が言いたいのかというとこのようなビジネスモデルである以上、「アフィリエイトは商品が王様ではなく、コンテンツ(情報の中身)が王様のビジネスである」と言わざるを得ません。
コンテンツが王様ってどういうことかと言うと・・・
例えば「水晶」を考えてみてください。「水晶」って日常を過ごす上で全く利用できる機能がないし、全く必要がないアイテムじゃないですか。
でも、ある宗教団体ではその「水晶」が必要不可欠と言えるほどマストなアイテムで幸福になるためには購入しなければならないとします。すると、特定の団体の中で「水晶」が所持率100%になるくらいバカ売れするわけです。
つまり、コンテンツの世界観が明確であり、そのコンテンツに惚れ込んでいるのであれば、究極的には商品は何だっていいということになります。そのため、極端な話をすると世界に全く需要の内容なゴミみたいなものでも、ある特定の領域内ではベストセラーにすることが出来るということ。
そんな魔法みたいなことが現実に出来るのがアフィリエイトというビジネス。
ブログの中身の9割は記事(文章)
アフィリエイトは商品ありきではなく、コンテンツ(情報の中身)ありきなビジネスであるということが理解できたでしょうか。
そこで考えてみて欲しいのが「ブログ」というメディアの中身。ブログという形態は記事を投稿していくことによってコンテンツが増えていくようにプログラミングされたシステムを指します。
で、記事を構成しているものは9:1=文章:画像と言えます。この記事を見てもらっても画像は随所に掲載されているだけで、ほとんどが文章であることがお分かりいただけると思います。
そのため、記事を構成している「文章」をたくさん書くことでコンテンツが満たされていきます。
アフィリエイト=コンテンツが王様のビジネス
ブログ=記事によってコンテンツが満たされる
記事=構成の9割が文章
以上の公式からコンテンツの世界観を明確にしていくには
①どんな記事を書くのか
②どんな文章を書くのか
を磨いていくしか方法がないということになります。②に関してはコピーライティングを学んだり、読者が読みやすい文章を書く技術を学んでいくしかありません。詳しくは別の記事でお話したいと思います。
今回はアフィリエイト初心者に「注意喚起」を促し、「真っ先にやるべきこと」を明確にしていく話なので「①どんな記事を書くのか」に着眼点をおいて話をしていきます。
機能的記事と感情的記事
アフィリエイトを始めた人の中で「どんな記事を書くのか」ということを考える人っていないと思います。何となく他のブログを真似したりして記事を書き始めたりする人が多いという印象があります。
しかし、記事には「機能的記事」と「感情的記事」と「自己表現記事」があります。この分類を理解して取り組まないと訳の分からない記事を書いてしまうことになります。
説明書やWikipediaのページのように、網羅性の高い情報が記載されていて悩みが解決できるような記事を指します。ソリューションの提供というイメージ。検索エンジンを利用する人のほとんどが悩みの解決をしたいので最も需要にマッチした情報提供になります。
エンターテインメント的な要素が強く、別に役立つ情報ではないけれどワクワクしたり、楽しいから読みたいと思わせるような記事。芸人のコントとかまさにそうですよね。何か為になる情報が得られるわけではありませんが面白いからファンが形成されます。
このように感情的記事の特徴はファンの形成が出来るところ。説明書にファンはいませんよね。
感情的記事を書くには、自我のフィルターを通して体験や主張を提供し、「この人が発信した情報をもっと読みたい」「この人じゃなければだめ」と思わせることが重要です。
感情的記事をもっと強めたもの。「○○はこうあるべき」という強い主張だけで成り立っている記事。特徴としては特にリサーチせずに書ける事。なぜなら全て日常の自分の内側から出てくる情報だから。
「今日は○○を食べました!」みたいな日記のような記事も自己表現記事に分類されます。
明確な線引きをせずに1つの記事の中で全ての要素が詰まっている場合も多々あります。僕のようにもう数年もアフィリエイトに取り組んできて知識や体験があり、なおかつたくさんのメールを頂く読者様やコミュニティ化している場合は全部の記事に3つの要素を混ぜ込んでいます。
なぜなら、
- 機能的な情報で悩みを解決→記事が読まれる理由になる、一見さん相手なら特に重要
- 感情的、自己表現的な情報でファンを形成→既にファンの方はこっちの方が読みたい
ということを同時にやっていく必要があるから。そのため悩みを解決する情報を提供する時にゴリゴリに僕の息のかかった主張を展開することもあります。
しかし、同じことをアフィリエイト初心者がやっとしてもそこに対する読者の興奮度、納得度は低くなります。
「本田圭佑選手が語るサッカーの美学、サッカー論」と「サッカーを始めたての小学生が語るサッカー論」・・・どちらを聞きたいかって言われたらどっちですか?
じゃあ「サッカーのクラブに一度も入ったことがないけど、日本代表の試合は割と見ているサラリーマンが居酒屋で語るサッカー論」だとどうでしょう?
明白ですよね。全員が本田圭佑選手のサッカー論を聞きたいと思うでしょう。でも、サッカーを始めた小学生が海外のサッカークラブに数カ月留学してきて学んできた内容を話すということだったら聞きたい人は多くなります。
なので、アフィリエイト初心者が取り組む記事は何かというと・・・機能的な情報が強めの記事になるということです。情報発信者が目指すところは「あなたが言っていることなら聞きたい」と思わせることですが、読者は基本的に「人」ではなくて「情報」を見ています。
そのため、まずは「情報」に納得してもらうことが出来なければ「人」を見てもらうことは出来ません。ここでやるべきことが明確になってきました。
アフィリエイト初心者が取り組む記事は「機能的記事」。主張や意見はあんまり必要がありません。とにかく情報収集して機能性を高めた情報を読者に提供することが大切です。その答えは・・・
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初心者向けアフィリエイトの極意は「読者様の代わりにまとめておきましたよ」です
読者はまず「情報」を見る。
そして初心者が語るサッカー論には興味を持たれない。
ならばやるべきことは「読者様の代わりにまとめておきましたよ」を追求するしかありません。
僕たち情報発信者は読者にお金を払っていただくことでご飯を食べています。そのためにはまず読者の需要を満たすということが重要となります。お客様ファーストです。その思いを失ってしまうと、究極は日記のような自己表現記事だらけのブログになってしまいます。
「今日はラーメンを食べました。美味しかった~!」
「今日は嵐のライブに行ってきました!楽しかった~!」
「うまい棒の明太子味好きなんだけど売り切れてた~」
↑こんな情報を読まされる身になってください。笑
芸能人のように既にめちゃくちゃ有名で、たくさんのファンを抱えている人なら成り立つんですけど、ただの一般人が発信する日記情報は地獄です。
お金をいただくビジネスをするということは社会貢献をしなければいけません。一般人の日記情報がもたらす社会貢献度は残念ながら「0」。
なので、社会貢献度をあげるために「読者様の代わりにまとめておきましたよ」をしていきます。先ほど検索エンジンを利用する人は悩みの解決を求めているといいましたが、それを徹底的に満たすというイメージ。
例えば「美味しくて安いカレーの作り方」を調べようとしている人がいたとします。で、以下のように情報収集していきます。
Aのサイト:男でも簡単なカレーの簡略した作り方
Bのサイト:隠し味にチョコレートを入れるとコクがアップ
Cのサイト:隠し味にソースを入れるとコクがアップ
Dのサイト:牛肉じゃなくて鶏肉を入れてチキンカレーにするなら野菜はこれがいい
一口に「カレーの作り方」と言ってもそれぞれのサイトで色んな情報が発信されています。A~Dまでのサイトを見ると、
- 作り方のベースはAのサイトでOK
- コクを上げる為の最強の隠し味はチョコレートとソース
- 牛肉は高いからチキンカレーも視野に入れる
という方針が固まってくるわけです。でも、これって数多あるカレーの作り方を発信した情報の中で自分の琴線に引っかかった情報を選抜したもの。リサーチに2時間ほどかかってしまいました。
なら、この情報を1つにまとめあげて読者に提供すると読者の利便性が向上しますよね。これが機能性を高めた情報発信です。
読者の悩みを想定すると一口に「カレーの作り方」と言っても色んな切り口が生まれます。
- 「お金がかかっても良いからスパイスから調合してお肉も高級品で作るカレーの作り方」
- 「【カレーの作り方】最強の隠し味決定戦」
・・・読者が求めている情報なら何でもまとめていけばOKです。
機能性を高めるコツ①広く網羅性を高める
検索をすると検索エンジンの下に「関連キーワード」が出ます。「関連キーワード」というのは「このキーワードで検索する人は他にもこんなキーワードで検索をしていますよ」というものです。
つまり、セットで知りたいと思っている情報と言うこと。
なので、この関連キーワードを全て「見出し」として記事に盛り込み、最強の網羅性を高めた記事を作成していきます。あまりにも情報が多すぎてしまうと読者が疲れてしまうので適度な量を心がけた方が良いですが、理論的にはこれで網羅性をめちゃくちゃ高くすることが出来ます。
機能性を高めるコツ②1テーマに関して「どうやって」を掘り下げる
これは先ほどの紹介した「カレーの作り方」のようなやり方ですね。読者が欲していると想定される情報を自らガンガン検索していって利用できそうなものを引き合わせて記事を完成させていくやり方。
「関連キーワード」を利用するというよりも、自分で想像を膨らませて情報収集していくので「想像力」がポイント。
先ほどの「美味しくて安いカレーの作り方」の場合、どうすれば安くカレーを作ることが出来るのかを追求したら「ガス料金を安く抑える保温の方法」も情報提供できる可能性があります。
「一般家庭にあるカレーを美味しくする隠し味ランキング」も一緒に提供したら読者は喜ぶかもしれません。
このように「どうすれば読者が抱いている悩みを解決できるのか」ということを追求していけば自ずと情報量は膨らみますし、読者が抱えている悩みをいっぺんに解決できる可能性が高まります。
この「読者様の代わりにまとめておきましたよ」を実践していくことによって、読んでもらえるブログ、アクセスが集まるブログを構築していきます。
初心者がアフィリエイトを実践していくためのアクションステップ
今回のアクションステップは以下の3つ。
ステップ①インプット
ステップ②まとめる
ステップ③アウトプット
ものすごく当たり前な感じがするステップかもしれませんが、基本の極意を詰め込みました。特に情報を発信してお金を頂くのにインプット作業に手を抜いている人が多いため、僕が実際にどのようにインプット作業をしているのかを説明しています。
また、何となく記事を書き始める人も多いんですけど、しっかり記事の全体像を明確にしてから記事を書くんだよ・・・という話もしています。基本の「き」の話ですが、価値ある情報がちりばめられていますのでお読みください。
ステップ①インプット
「読者様の代わりにまとめておきましたよ」系の記事を作成するメリットは「自分の知識にもなる」ということ。アフィリエイトの初心者の多くは取り組もうとしているジャンルに対して知識が乏しい場合が多いです。
そのジャンルで一生涯取り組んでいけるかどうか・・・がクリアならば前提として知識が乏しくても全然OK。
しかし、知識が乏しいままその業界で勝負をし続けるわけにはいきません。なので最初は「業界を知る」が重要になります。情報を吐き出す(アウトプット)をするなら、情報の在庫(インプット)がないと出来ませんからね。
アフィリエイトはキーワード選定や広告の選定、あとは文章を書いたり、デザインに凝ったりと色んな作業が付きまといます。そんな忙しさにかまけてアフィリエイト初心者が疎かにしがちなのか「インプット」と「アウトプット」。
僕たち情報発信者は「情報を発信する」というアウトプットが前提の仕事。で、アウトプットすると言う事はインプットしていないといけません。スーパーで物を売るには、仕入れ作業が不可欠ですから。
で、実際に情報を仕入れるわけですがブログで記事を書く場合、ブログから情報を仕入れようとする人が多いんですけど、インプットは全方位から行ってください。今はnote、YouTube、Twitter、Facebook、本、音声などなど、いろんな媒体があるのでその全てからインプットをしていきます。
特にYouTubeの場合、動画の文字を起こすのが面倒というのが理由なのかは分かりませんが、ブログで同じような内容を見かけることが少ないです。なので、ガンガン参考にしていけば多様性のある情報発信が可能となります。
このインプット作業を疎かにする人が多いんですけど、情報発信者ならば生命線ですからね。インプット作業を辞めてしまうと「自己表現記事」しか書けなくなってしまいます。それでも読者の為になる発信を出来れば良いですけど、「自己表現記事」の大半はただの自己満足なので、常にインプットを行い、多角的に情報を発信できるようにすることが重要です。
僕の場合は毎日1時間インプットするように習慣を構築しています。
ステップ②まとめる
そしてインプットした情報をまとめていきます。「読者様の代わりにまとめておきましたよ」系の記事は
- 悩みの明確化
- 解決策
の2点をはっきりさせます。「悩み」というのは読者が検索をする理由。先ほどの「美味しくて安くできるカレーの作り方」の場合は、「美味しさは落としたくないけど予算は削りたい、節約したい!けどどうすればいいのか分からない」という悩みが潜んでいます。
それに対する解決策が
- 作り方のベースはAのサイトでOK
- コクを上げる為の最強の隠し味はチョコレートとソース
- 牛肉は高いからチキンカレーも視野に入れる
- ガス代の節約方法
になります。
まずはこの2点を明確化すること。その上で解決策に対する情報をインプットしていってまとめていくわけなんですが、1つ1つの解決策に関して
- その解決策を実行したらどうなるのか(結果の明示)
- そう言える根拠は何か(証拠)
- どうやって実行するのか(アクションステップ)
となる情報をまとめていきます。
ステップ③アウトプット
あとは実際に記事を書いていきます。インプットした情報をまとめた時点でほぼ記事の構成は出来上がっています。
ただ記事の全体像をまだお伝えしていないのでここでまとめます。
こんな感じ。一部の構造が全体の構造と同じものを「フラクタル構造」と呼びますが、人間はこの構造を本能的に美しいと感じるので、この全体像を参考にして記事を書いてほしいと思います。
あとはせっかく素晴らしい記事を書いても「キーワード選定」をミスしたらアクセスが減少してしまう可能性があります。「キーワード選定」とは、より検索されやすい形式で情報を届ける為の方法です。
例えばサッカーが上手くなりたいと思っている人が「美味しいカレーの作り方」とかで検索しませんよね。「ドリブル 上達方法」で検索をすると思います。
レストランに行った時にメニュー表に書かれている料理名と実際に出てきた料理名に違いがあったら嫌じゃないですか。「チーズカリカリ!焼きオムライス」と書いてあるのに、っ全然チーズがカリカリじゃないとか、そもそもチーズがかかっていないとか・・・だったらそもそも注文しない訳ですよ。
「キーワード選定」でもそのような相違が出る可能性があるので、しっかりと「あなたの悩みを解決できる記事ですよ」ということが分かるようなタイトルを設定していきます。
【初心者向け注意喚起】アフィリエイトを始めて真っ先にやることまとめ
今回は初心者のアフィリエイターに注意喚起をする為に記事を書きました。最初に書きましたが、率直に申し上げますと初心者アフィリエイターがまずやるべきことは「アクセスを集める」ということです。
この記事で書きましたが「世界観を作ってブランディングすること」は2020年以降生き残るためには必須です。しかし、アクセスが集まっていない状態で自己主張だけをしていてもただの自己満足の発信になります。日記のような発信と同じ感じになります。
そんなの誰も読みたいとは思わないですからね・・・なので、まずはアクセスが集まるように読者に需要がある発信をしましょうって話。
で、「アフィリエイトは商品が王様ではなく、コンテンツ(情報の中身)が王様のビジネスである」以上、アクセスが集まる記事を制作する必要があります。具体的には「機能性が強めの記事」を作ります。
機能性が強めの記事は
- 機能性を高めるコツ①広く網羅性を高める
- 機能性を高めるコツ②1テーマに関して「どうやって」を掘り下げる
この2つの方法を仮説検証し、高めていきます。
今回のアクションステップは以下の3つ。
ステップ①インプット
ステップ②まとめる
ステップ③アウトプット
当たり前のことを、平均以上で実践していく。まずはそれが出来るように作業を継続してください。基本が出来るようになったら次は「感情的要素が強めの記事」を作っていきます。それはこちらの記事でお話しています。